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シドニー便利帳
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ブルーマウンテンズの歩き方 
オーストラリア大陸東側を南北に走るグレート・ディバイディング山脈の1部、1436平方キロに渡って広がる地域がブルーマウンテンズ。  元々は違う名前で呼ばれていましたが、一帯が青く霞んで見えることから"ブルーマウンテンズ"と呼ばれるようになりました。  名前の所以の青い霞みは、あたり一帯に茂るユーカリの木々から霧状に発散されるオイル分のため。 ユーカリが生い茂る森林を挟むようにして約1000メートルの高さの山々が連なり、 有名なスリーシスターズのような独特な地形を作り出していることからシドニー近郊随一の観光の名所として、また2000年に世界遺産にも指定された豊かな自然を求めてブッシュ・ウォークやキャンプなど地元の人々にも人気の場所となっています。

【ブルーマウンテンズの歴史】
ブルーマウンテンズの成り立ちはおよそ100万年前といわれています。 この地に住む最初の人類はアボリジニですが、19世紀の初め、ブラックスランド、ウェントワース、ローソンの3人の白人が初めて当時横断不可能と考えられていたブルーマウンテンズを渡ってから白人による歴史が始まります。  最初の横断から間もなく、ブルーマウンテンズを横切る道が確立され入植が始まり、そして19世紀中頃ブルーマウンテンズ西側のBathurstでのゴールドラッシュにより、多くの人々がブルーマウンテンズを越え西側に渡るようになりました。  その需要にあわせて建設されたのが鉄道で、1867年7月、初めてウェントロック・フォールズまで運行されました。 現在観光の拠点となっているカトゥーンバは1879年ごろまで殆ど歴史的に知られることのない小さな町に過ぎませんでした。  1879年、炭鉱が開かれ町の発展が始まりますが、その炭鉱で石炭を地下から地上に運ぶのに使われていたトロッコ列車は今もシーニック・レイルウェイとしてブルーマウンテンズ観光のメインアトラクションとして親しまれています。  20世紀初め、自動車の通れるより安全な道が完成して初めてブルーマウンテンズは観光の地として発展していきます。 

現在はシドニーの中心地から車で2時間かからないことからも、観光や休日を過ごす場所として地元シドニーの人々や世界中からの旅行者に親しまれています。


【ブルーマウンテンズの見所・アクティビティ】
◎ カトゥーンバ - 観光の拠点
ブルーマウンテンズの観光の中心地、カトゥーンバはシドニーから約110キロ、奇岩スリーシスターズやブルーマウンテンズの眺望が楽しめる3つのアトラクションが人気のシーニック・ワールドなどがあり、多くの人々が訪れる町です。 

今でこそ観光の拠点となっていますが、1879年ごろ近くに炭鉱が開かれるまで殆ど歴史的に知られることのない小さな町に過ぎませんでした。 町の中心部には1882年、カトゥーンバで最初にオープンした歴史的なホテル、カリントンホテルが駅近くに見つかります。  元々はグレイト・ウエスタン・ホテルと呼ばれ、多くの旅行者が訪れましたがその後名前を変え、最近では1998年に大規模な改築を行って美しく再オープンされました。 

町のその他の見所として、Lurlineストリート沿いに沢山並ぶギャラリーや、3月に行われるシックス・フット・トラック・マラソンを含む大きなフェスティバル、冬の間開かれるマジック・フェスティバルなどが有名です。 ちなみに町の名前、カトゥーンバ「Katoomba」は元々アボリジニの言葉「Kedumba」の派生語で、この地区の地形的な美しさを表して、「輝く滝」を意味します。

◎ エコーポイント
まずブルーマウンテンズの観光において外すことの出来ないのは写真でもお馴染みの奇岩スリーシスターズでしょう。 エコーポイントから眺めるのが一番ですが、このエコーポイントへはカトゥーンバ駅からカトゥーンバ・ストリートまたはLurlineストリートいずれの道からでも行くことが出来ます。  駅またはグレイト・ウエスタンハイウェイから南に約2.5qの道のり。 このエコーポイント展望台は2003年暮れに改修再オープンされ、以前より6メートル高く、広々としているのでスリーシスターズの展望をゆっくりと見学できる。  スリーシスターズは四季折々、1日の時間帯によって変る太陽の光の強さによって様々に色を変えます。また、夜間真っ暗な背景をバックにライトアップされた姿も一見の価値ありです。 

時間と元気のある方は同じくエコーポイントに位置する有名なジャイアント・ステァウェイを下るのもお勧めです。 断崖沿いの800段の階段を降りれば、ユーカリの広がる谷底まで行くことが出来ます。

またエコーポイントにはカトゥーンバ・ビジター・インフォメーション・センターもあり、周辺地域の旅の情報を集めることができます。

◎ シーニック・ワールド
エコーポイントから西に1キロほど移動したところにシーニック・ワールドがあります。 ここでは3つの乗り物に乗ってブルーマウンテンズの壮大な景観を堪能することが出来ます。 

・トロッコ列車 - シーニック・レイルウェイ
元々炭鉱で石炭を炭鉱奥から地上に運ぶ為に使われていたもので、415メートルに及ぶ最大傾斜52度の急斜面を滑り降ります。 10分おきに運行で、 下部の乗降口はシーニックケーブルウェイの乗り場に繋がる森林の中のボードウォークまで降りていくので片道シーニック・レイルウェイ、片道シーニックケーブルウェイといった楽しみ方が出来ます。
往復料金: 大人 A$16 子供(4-13歳)A$8 ファミリー A$40 (片道レイルウェイ+片道ケーブルウェイ)
片道は半額(ファミリー料金設定なし)

・大型ロープウェイ - シーニック・ケーブルウェイ
最近新しく登場したのがこちら。 オーストラリアでもっとも勾配の激しい長さ545メートルのロープウェイです。 ジャミソン・バレーに広がる世界遺産に指定された森林の上空を3分間に渡ってゆっくりと堪能。  車椅子の方も大丈夫な施設が整っています。 下部の乗降口からボードウォークを渡ってシーニック・レイルウェイの乗り場に繋がっているので片道ずつ楽しむことが出来ます。
往復料金: 大人 A$16 子供(4-13歳)A$8 ファミリー A$40 (片道レイルウェイ+片道ケーブルウェイ)
片道は半額(ファミリー料金設定なし)
 
・水平移動のケーブルカー - シーニック・スカイウェイ
水平移動のケーブルカーはオーストラリアでここだけ。 ジャミソン・バレーの谷底から200メートル上空を、スリーシスターズ、カトゥーンバ滝、オルファン・ロックなどの眺望を見渡しながら7分間で往復します。 10分おきに運行。
往復料金: 大人 A$16 子供(4-13歳)A$8 ファミリー A$40


・ボードウォーク
シーニックレイルウェイの下部乗降口とシーニセンダーの下部乗降口は390メートルのボードウォークで繋がっています。 このボードウォークでは涼しい森林の中を通っていて、途中古い炭鉱の入り口があります。  炭鉱夫と石炭を運ぶ馬の実物大ブロンズ像が建てられており、炭鉱の様子を映す10分間の映像と共に、当時の様子を垣間見ることが出来ます。 シーニセンダーの下部乗り場奥にも700メートルに渡ってボードウォークが続いており、ジャミソン・バレーの豊かな自然の中、森林浴を楽しめます。

シーニックワールドにはその他、床が回転し周りの景色を楽しめるレストランやカフェ、お土産物ショップ、ブルーマウンテンズの自然と歴史を上演するシーニック・シアターなどがあります。

営業時間 毎日9:00am-17:00pm

◎ エッジ・シネマ (225-237 Great Western Hwy. Katoomba  02-4782-8900)
カトゥーンバ駅の北側にはエッジ・シネマという映画館があります。 高さ6階建てのビルに相当する南半球でもっとも大きなスクリーンの1つでブルーマウンテンズの大パノラマ映像「エッジ」を見ることが出来ます。  「エッジ」の上映時間は10:20am、11:05am、12:10pm、13:30pm、14:15pm、17:30pmで、それ以降は人気のハリウッド映画などを通常よりはるかに大きなスクリーンで楽しむことも出来ます。

◎ ルーラ
カトゥーンバに隣接するルーラの町も、今ではカトゥーンバと同じぐらいブルーマウンテンズ観光で人気のある場所となっています。  この町は可愛らしい街並みと美しいガーデンで有名で、「ガーデン・ビレッジ」としても知られています。 ガーデンは地元の人々の個人所有の庭ですが1年のうち一定の時期だけはオープンガーデンとして一般の人々に公開され見学することが出来ます。  また毎年春、花が咲き乱れる10月に開催されるルーラ・ガーデン・フェスティバルとルーラ・ヴィレッジ・フェアは特に人気のある催しとして多くの人が訪れます。

メインストリートのルーラモールは可愛らしいカフェやレストラン、ギャラリーの宝庫。 歴史の感じられる美しい町並みを守る為に、あらゆる開発に厳しいガイドラインが設けられています。 家やガーデニングに興味がある人は歩いているだけで楽しいといった町でしょう。
ルーラ「Leura」はアボリジニの言葉で溶岩という意味。 このエリアでは沢山の火山性の石が見つかっています。

◎ エバーグレーズ・ガーデン (37 Everglades Av. Leura  02-4784-1938)
町の南にあるエバーグレーズ・ガーデンは6ヘクタールの敷地にサンドストーンのテラスや寒冷地の木々やシュラブが植えられた美しい庭園。  ポール・ソレンセンによってデザインされたこの庭園は1930年代に建設され、昔日のオーストラリアの造園の代表といえます。 ガーデン内にあるゴードン・フォールズ展望台からはジャミソン・バレーを見わたせ、またオリンピアン・ロックも見ることが出来ます。

◎ サブライム・ポイント
エバーグレーズ・ガーデンの南には標高900メートルのサブライム・ポイントが。 ここからもジャミソンバレーやスリーシスターズなどの絶景を楽しめます。

【ブルーマウンテンズへのアクセス】
レンタカーで: シドニー中心地から車で行くにはまずParamattaを目指します。 StrathfieldからM4モーターウェイに乗り、約50分でブルーマウンテンズの入り口にあるLapstoneに着きます。

列車で: セントラル駅からブルーマウンテンズ・ライン、Lithgow行きに乗ってカトゥーンバ駅までは約2時間。 早朝4時から深夜まで1時間に1〜2本の運行。

ツアーで: もっとも手軽で便利にブルーマウンテンズを楽しめるのがこちら。  半日から1日でブルーマウンテンズのメインの見所を見て周ります。 いろんなツアーがありますが、説明がしっかりと聞ける日本語ガイド付きのものがお勧め。

【ブルーマウンテンズの気候】
標高約1000メートルということで、シドニーより大体7度ほど低めになります。 夏の平均気温は最高22℃最低12℃、冬は最高9℃、最低3℃ほどです。  山の気候は変りやすいので、上着と雨具があると便利でしょう。 また、雪がふるのはせいぜい1年に5日と言われています。
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